About Special
誕生より30周年を迎える今年4月1日、
パーソナルコンピューターのブランド 88VA が XMaZ Projectより 復活します。
パーソナルユースのあり方を常に開拓し続けてきた
NECパーソナルコンピュータのもう一つの歴史
「パーソナル」なコンピューターの始まり
1976
TK-80
技術者向けのマイクロプロセッサー学習機材として発売されました。 購入者による組み立て(半田付け)が必要でしたが 10万円を切る価格設定もあり、コンピュータに興味を持つ個人ユーザーの注目を集め マイコンブームを巻き起こしました。
1981
PC-6001
NEC最初のパソコンPC-8001の登場から約2年を経て、家庭向けのパソコンとして開発されました。 テレビに接続でき、 ROMカセットにより電源ONするだけで手軽に市販ソフトが使えるなど、業務用のパソコンにはない工夫が凝らされています。 楽しく、わかりやすく、安心して使えることを目指したパソコンでした。
真にパーソナルたるコンピュータを目指して
1983
PC-100
国内で初めてマウス操作によるGUIを標準搭載しました。 Windowsが発売される2年も前のことです。 GUIで日本語を扱う必要から、従来よりさらに高解像度の画面が求められ、 高速な表示処理の実現のため専用LSIを開発するなど、徹底した高速化が図られました。
1987
PC-88VA
フルカラー表示、ハードウェアスクロール、スプライト、ビデオデジタイズなど画像処理能力が大幅に強化されるとともに、 ハイパーカード型データベース、アニメーション作成、作曲など、 画像や音声を使ってコンテンツを作って楽しむためのソフトウェアがNEC自身から提供されました。 1988年には、約9.3Mバイトの容量を持つフロッピーディスクも提供され、 作成したデータを蓄積、交換する手段も用意されました。
1991
PC-98GS
フルカラー表示やハードウェアスクロールに加え、ソフトフォーカス、台形変形、球面変形などの画像加工もハードウェアで実現。音声についてもエコーやサラウンドなどの特殊効果機能を備え、CD-ROMも搭載。Windows上で動作するオーサリングツールこれらのハードを利用することで、より柔軟にマルチメディアを扱える環境が実現しました。
 
これは、きっと、テレビより、スマホより、面白くなる。